INTERVIEW08
研究開発(LABO)HYGIENE MANAGEMENT
おしぼり発の、
化粧品製品を。
新規事業開発室
冨永 ななみ
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研究環境も、社長の存在も、
面白いと思った。
昔から化粧品やスキンケアに興味があり、大学では4年制の薬学部に進学。皮膚細胞を使って肌の老化に関する研究などに取り組んでいました。そのため、就職活動でも第一志望は化粧品メーカーの研究職。正直、FSXに関しては名前も聞いたことがありませんでした。当社と出会ったきっかけは、研究室の教授からの紹介です。最初は「おしぼりの会社?」という程度の印象でしたが、話を聞くうちに興味がどんどん膨らんでいきました。おしぼりで使っている独自の手指衛生の技術を、皮膚科学の研究へ応用していくという発想がとても面白かったからです。普段は“手を拭くもの”というイメージしかないおしぼりですが、その技術や用途にはまだ多くの可能性があります。皮膚への影響や機能性を研究していくことで、新しい価値が生まれるかもしれません。そう考えたとき、この会社で研究してみたいと思ったのです。
さらに、当社の藤波社長の存在も大きかったですね。じつは、藤波社長は自ら開発に携わった抗ウィルス・抗菌技術「VB(ブイビー)」を進化させるために、社長自身が私の通っていた薬学部の学生になって勉強していたのです。ある時は、同じ教室で私が後方の席、藤波社長が最前列の席に座って授業を受けていることもありました(笑)。研究内容に加えて、会社も社長も面白そうだ。しかも、実際に面接で話をすると、大手企業のように決められた研究テーマを与えられて進めるのではなく、「自分でテーマを考えて、新しいことにチャレンジしてほしい」ということも伝えられ、FSXへの入社を決意しました。
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研究環境の整備から
スタート。
現在は新規事業開発室でVBの可能性を広げる研究を行っています。大学のときと同様に皮膚細胞を使いながら、アンチエイジングやスキンケアへの応用を検証したり、エクソソームなどの成分と組み合わせた研究にも取り組んでいます。とはいえ、大学を卒業したばかりの私が、いきなり研究成果を出せるわけではありません。加えて、会社としても研究職の新卒採用は私が1人目だったこともあり、1年目は研究環境を整えるところからのスタートでした。ラボの準備や細胞培養、実験機器の調整などを進めながら、少しずつ研究を進めていきました。前例の少ない分野なので、実験を繰り返しながらデータを積み上げていく毎日。思うような結果が出ないことがほとんどですが、試行錯誤の中で新しい可能性が見えてくる瞬間はとても面白いと感じています。
さらに、FSXの研究で特徴的なのは、社長と一緒に研究を進めていることです。研究の相談をする相手が社長という環境は他ではそうないと思いますが、藤波社長は新しいアイデアを前向きに受け止めてくださるので、さまざまなチャレンジができます。ただ、実験結果を社長と一緒に「どうなるだろうね」と楽しみにしながら進めている時間は少し不思議な気持ちになります(笑)。
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可能性は
大きく広がっている。
今後の目標は、VBの技術を発展させて化粧品などの研究を広げていくことです。FSXは「おしぼりの会社」ですが、皮膚科学の視点から見ると、その研究内容はさまざまな可能性を秘めていると思うのです。たとえば、おしぼり自体に美容や健康の効果を持たせることができるかもしれませんし、いずれはFSXからスキンケア製品や化粧品を発売する日が来るかもしれません。そう考えると、研究者としてもとてもやりがいを感じます。
最後に、卒業後も生物や化学の研究を続けたい学生の皆さんへ。FSXには決して大手メーカーのような充実した研究環境が整っているわけではありません。しかし、自分で研究したいテーマを考え、調べ、提案しながら成長できる環境です。VBの素材自体もとても興味深い化合物ですし、新しい発見ができるかもしれません。どんな時も前向きに、一緒に新しい分野を切り拓いていける後輩と働きたいと思います。